SENDAI Magazine

仙台・東北の凄い!楽しい!面白い!をお届けするウェブマガジン

メニュー

現地の語り部から震災の記憶を聞くことができるiPhoneアプリ「DARK TOURISM SENDAI」

Darktourism

人の記憶は時間とともに薄れゆくもの。それはあの東日本大震災においても例外ではなく、震災の記憶もゆっくりとですが風化が進みつつあります。

そんな状況で必要とされるのが震災の記憶を語り継いでいくこと。

それで震災を防げるわけではありませんが、同様の災害が起こった時、人の命を救うことができるかもしれない。「DARK TOURISM SENDAI(ダークツーリズムセンダイ)」は、そんな想いから企画・開発されたiPhoneアプリです。

DARK TOURISM SENDAI|東日本大震災 記憶のデジタルアーカイブ

アプリ内には、石巻市・東松島市、名取市 閖上、気仙沼市、南三陸(近日追加予定)、仙台市(近日追加予定)の語り部たちの肉声を収録。実際に現地で起きたことや経験したことをはじめ、被災地に生きる人の貴重な体験談を聞くことができます。

Darktourism 01

また、ギャラリーモードでは被災地の写真も見ることができます。画面上側が震災直後、下側が現在といった具合に、同じ場所を異なる時間軸で撮影した比較写真が展示されており、震災発生から3年の間に起こった変化、そしてまだまだ復興したとは言い難い被災地の現状が一目でわかる作りとなっています。

Darktourism 02

ダークツーリズムとは

アプリ名の「ダークツーリズム」とは、災害被災跡地、戦争跡地など、人類の死や悲しみを対象にした観光のこと。一般的な観光がレジャーとして位置づけられるのに対し、現地を実際に訪れ、その場所で起こった出来事に理解を深める「学び」が目的とされています。

そんなダークツーリズムをサポートするのもこのアプリの狙いのひとつ。位置情報を用いており、実際に被災地に訪れることで、新たなエピソードが再生可能となる仕組みが採用されています。
Darktourism 03

このアプリをきっかけに被災地を訪れる人が増え、その人達がまた現地で見たことや感じたことを伝えていく。そんなサイクルによって記憶の風化を防ぐことができれば良いですね。

震災から3年という月日がたった今だからこそ思うこと、考えるべきこともあると思います。今一度改めて震災と向き合うためにも、このアプリとともにダークツーリズムを行ってみてはいかがでしょうか。

関連記事

  1. 2014.01.29

    “WUG”と”e...