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WUG初単独ライブイベント「Wake Up, Girls!FESTA.イベントやらせてください!」徹底レポート

0427WUG official

3月にテレビ放送が終了してもなお盛り上がりを見せるアニメ「Wake Up, Girls!」の初単独ライブイベント「Wake Up, Girls!FESTA.イベントやらせてください!」が、2014年4月27日(日)ステラボール(東京)で開催されました!

島田真夢役の吉岡茉祐(まゆしぃ)、岡本未夕役の高木美佑(みゅー)、久海菜々美役の山下七海(ななみん)、片山実波役の田中美海(みにゃみ)、林田藍里役の永野愛理(あいちゃん)、菊間夏夜役の奥野香耶(かやたん)、七瀬佳乃役の青山吉能(よっぴー)の7名が「リアルWake Up, Girls!」として出演(敬称略)。

ミニライブやトークイベントを披露し、全国から集まった2,000人近くのワグナー(ファンの呼称)を大いに盛り上げました!

アニメとリアルの両方で活躍する7人の少女たち

「Wake Up, Girls!」は、仙台を舞台にアイドルとして活動する7人の少女たちの活躍を描いたオリジナルアニメーション。主演を務める7人の声優全員がオーディションで選ばれた新人であり、作中で「Wake Up, Girls!(以下、WUG)」を演じるだけでなく、リアルにおいても同名の声優ユニットとして活動を行っています。

「Wake Up, Girls!FESTA.イベントやらせてください!」は、そんな彼女たちにとって初めての単独ライブイベント。当日は天気にも恵まれ、早朝から多くのファンが集結。物販で用意された限定の「イベントオールセット(税込9,000円)」も早々に完売するなど、会場周辺は開演前から熱い盛り上がりを見せていました。

オープニングアクト〜開演

イベントのはじまりを告げたのは、アニメのWUGメンバーによるドラマ仕立てのナレーション(脚本:吉岡茉祐)。キャラクターからのアナウンスという形式で、公演における諸注意等を呼びかけました。声優である彼女たちならではの演出に会場のテンションは急上昇!

ナレーションが終わり、真っ暗になる場内。すると、ステージに7人のシルエットが浮かび上がります。歓声と拍手が沸き起こる中、劇場版「Wake Up, Girls!七人のアイドル」の主題歌「タチアガレ!」でイベントは幕を開けました。

制服で歌い、踊る姿は劇場版のラストシーン、勾当台公園のライブシーンを彷彿させますが、その内容は当時よりも遥かに進化したものでした。感情をのせた歌声、キレのあるダンス、渾身のソロ、そのすべてにおいて過去最高といえるパフォーマンスだったと思います。

トークイベント

曲を終えると、本イベントの司会を務める松田マネージャー役の浅沼晋太郎さんが登場。場内から「松田コール」が起きると「”無能”と呼ばれてワンクール、耐えてきた甲斐がありました。ありがとうございます」と軽妙な返しで場を盛り上げました。

WUGメンバー7人は自己紹介を終えるとひな壇へ。ここからは、様々なお題にもとづいてWUGメンバーが話をする、トークイベントが展開されます。

私が選んだ最高のシーン

「Wake Up, Girls!」の数あるシーンの中から、メンバーが選んだ最高のシーンとその見どころを紹介するコーナー。

トップバッターの奥野さんが選んだのは第9話。「最後に菊間夏夜ちゃんがブイを受け取って少し悲しそうな顔をするんですけど、そこに”がんばっぺ”って書くところに、過去の悲しみを受け止めて未来に進もう、という強い気持ちが表れていてかっこいいなと思って選びました」とのこと。なお、「がんばっぺ」の字も奥野さんが実際に書いたものが使用されているそうです。

高木さんは最終話のライブシーンを選択。「最初はアウェイな状況から会場がミドリ一色(WUGのイメージカラー)になるところが、1年間のWake Up, Girls!の集大成だし、ワグナーやWUG、会場がひとつになるところが本当に素晴らしいと思って選びました!」

続いて田中さんが選んだのは第7話。練習から逃げ出してしまった藍里を呼び戻すためメンバーが一丸となるシーン。「普段はちょっとツンツンしている菜々美が『あーいり!あーいり!』ってなるところがもう『デレだー!』って思って、そこがすごい好きなんです!」

ラスト吉岡さんが選んだのは第9話、真夢の過去が語られたシーン。「白木さんが言う『人間である前にアイドル』という考えと、真夢が目指す『アイドルである前に人間』という考えの対比がこのシーンで出たということと、真夢の過去がすべて明らかになったシーンということで印象に残っています」と、それぞれの視点から作品の見どころを紹介しました。

ここで懺悔させてください Wake Up, Girls!裁判

続いてのコーナーはWUGが他のメンバーの気になるところを裁判にかけ、有罪か無罪かを判断して有罪の場合は懺悔してもらうという企画。普段から仲が良い彼女たち。距離が近いだけにいろいろと気になることもあるようで……。

「裁判にかけたいことがある人ー?」という司会の呼びかけに対して、真っ先に手を上げたのは永野さん。「よっぴーは朝起きないだけじゃなく、起こすと逆ギレされるんですよ」と青山さんを告発。これに対して「眠いというのは3大欲求のひとつ。この眠いという欲求をどうやって抑えることができようか。いや、抑えられない!」と弁解する青山さんでしたが、反論むなしく有罪に。

続いて山下さんも青山さんを告発。「よっぴーは忘れ物がひどくて。ネックレスもカーディガン携帯も忘れるし、マフラーにいたっては自分でつけてるのに『ないー!』って言ってるんですよ。だから困ってるんですメンバーは!」と主張。証拠写真も飛び出し会場からは大きな笑いも。こちらも有罪判決。

やられてばかりではいられない、とばかりに今度は青山さんが永野さんと山下さんを告発。「わたしたち3人はホラーが嫌いなんですよ。なのに、ホテルで同じ部屋になった時にホラーの番組がやってると誰かがつけはじめ、『キャー』とか言いながらチラチラ見てるんですよ。めちゃめちゃうるさくて困ってます!」と訴えたものの「ホラーのチャンネルつけるのよっぴーじゃん」「いちばんチラチラ見てるのもよっぴーだったよ?」と、ふたりからのカウンターで返り討ちに……。

最後は永野さんと奥野さんが「お風呂が長い」ことを理由に告発されましたが、「女の子だからある程度は仕方ない」ということで判定は無罪。終わってみれば、有罪を言い渡されたのは青山さんだけという結果に。演じているキャラクター・七瀬佳乃がしっかりもののリーダーであるのに対して、「へっぽこリーダー」の異名を持つ青山さんですが、このコーナーではその魅力(?)が遺憾なく発揮されることとなったようです。

帰ってきたWake Up, Radio(仮)

こちらは昨年9月から毎月開催されていた「ショーケースイベント」内の人気コーナー「Wake Up, Radio(仮)」を限定で復活させようという企画。もしWUGのラジオ番組があったら、という設定でメンバーがMCを務め、トークを披露するというもの。

今回のMCは青山さんと吉岡さんのふたり。残り5人のメンバーはゲストとして参加することに。

行われたのは「こたえてワグちゃん!ワグナーズクエスチョン」というコーナー。事前に公式Twitterでワグナーから募集した質問に対してメンバーが答えていくという企画で「誰か別のキャラを演じるとしたら?」「自分が演じたキャラでいちばん好きなセリフは何?」「松田さん派?早坂さん派?」といった質問が飛び出しました。

「誰か別のキャラを演じるとしたら?」という質問では、高木さんが「かやたんがやりたいです!」と回答。曰く「色っぽくてめっちゃ好みなんだぁ」とのこと。「せっかくだから何かひとつセリフやってよ」というMCの無茶振りに対して「いいじゃん、やろうよ」を披露すると「似てる!」「なんかいやらし〜!」と大盛り上がり。いつものキャラとは違う意外な一面に、場内からも大きな歓声が上がりました。

再び熱気に満ちたライブ!!

トークのあとは再びライブ。作中のイベント「アイドルの祭典」と同じステージ衣装で登場し、テレビ版のオープニング曲「7 Girls War」を披露します。

めまぐるしく立ち位置が入れ替わる複雑なダンスを一生懸命に踊り、歌うWUG。色とりどりのペンライトを振りながら力強い声援を送るワグナー。会場が一体となって生み出されたその光景は、まさにアニメで描かれていたライブシーンそのもの。アニメ最終回を彷彿とさせる圧巻のパフォーマンスでした。

続いての曲はテレビ版のエンディング「言の葉 青葉」。目を閉じれば仙台の街並みがまぶたに浮かぶような、情感たっぷりの歌声を聞かせます。特に、間奏を挟んでの吉岡さんソロから後半の盛り上がりは鳥肌ものでした。

最後の曲は、テレビ版の挿入歌で今回のイベントで初披露となる「16歳のアガペー」。こちらは林田藍里ちゃんがメインの曲ということで、開始前には藍里役の永野さんが「やっぱりわたし、Wake Up, Girls!のことが大好き!そして、みんなのことも大好きっ!この想い、届けたい」と呼びかけ会場を盛り上げます。キャッチーなメロディ、女の子っぽさを全面に出したかわいらしい振り付け、気持ちのこもった永野さんのソロパート、と見どころいっぱいのパフォーマンスで、大きな盛り上がりを見せました。

アンコール、そして終幕へ

曲を終えた7人が舞台から去ると、場内からは「Wake Up, Girls!」コールの嵐が巻き起こります。すると、いつまでも鳴り止まない声援に応えて、イベントTシャツに着替えたWUGメンバーが再びステージに登場。

「アンコールありがとうございます!でも、わたしたち持ち歌4曲しかないんですけど……」と吉岡さん。それに対して、両手で大きな丸を描いて「オッケー!」と応えるワグナーたち。劇場版ラストで描かれたアンコールのシーンを再現した演出に会場のテンションは最高潮に。

そんな中、最後に披露した曲は本日二度目となる「タチアガレ!」。WUGは力の限りのパフォーマンスを、ワグナーは力の限りの声援を、お互いがそれぞれの立場で全力を尽くし、最高の盛り上がりで白熱のライブが終了となりました。

その後、「Wake Up, Radio」の放送決定の発表や、仙台を含む3都市で開催予定の「Wake Up, Girls!1st Live Tour 素人臭くてごめんね!」の告知も行われ、WUGメンバーからは「やっと仙台でライブできるー!」「(仙台に来たら)ついでに観光もしようね!」といった声が上がりました。

最後はリーダー青山さんからの一言でしめ。「これからもWake Up, Girls!をよろしくお願いします!今日は本当にありがとうございました!」と語り、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。

あとがき

出演者と参加者がそれぞれの役割を全力で演じることにより、次元を超えて「Wake Up, Girls!」の世界が現実に顕現した。「Wake Up, Girls!FESTA.」は、そんな不思議な印象を受けるイベントでした。

客席にいる自分が「Wake Up, Girls!」という作品を描く登場人物のひとりになった感覚。そしてそれによって得られるいまだかつてない没入感と高揚感は、他では得られない体験だったと思います。

「虚実混合」「現実とリアルの交錯」が本作品の特徴のひとつだということは以前から語られていましたが、そういった言葉では説明しきれない、その場にいた者でないとわからない「何か」があった。そんなことを感じました。

また、WUGメンバー7人の成長も目を見張るものがあったと思います。アニメ放送中もドンドン進化していく姿を見せてくれましたが、その勢いは放送を終えても衰えることなく、これから先もさらに加速していくことでしょう。

それらも含めて、これからの可能性をビンビンに感じさせてくれるイベントだったと思います。今年の夏に開催されるアニメロサマーライブ2014やファーストツアーでは、さらに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。そんな彼女たちの活躍に今後も要注目です!

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