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「フラクタル」の舞台・アイルランドのアニメイベントに山本寛監督が出演、海外でも聖地巡礼が話題に

akumakon「Wake Up, Girls!」や「かんなぎ」など、東北にゆかりのあるアニメ作品を手がける山本寛(やまもとゆたか)監督が1月16日(金)〜18日(日)、アイルランドのゴールウェイ市で開催された「Akumakon」にゲストとして出演し、パネルディスカッションやサイン会を実施した。

山本監督とゴールウェイ市のつながりは、自身が監督を務めたアニメ作品「フラクタル」にある。2011年1月から3月まで日本国内で放送された「フラクタル」は、ゴールウェイ市の町並みをモデルに背景美術を描き起こした、いわばゴールウェイ市が聖地の作品であり、現地の人々からも大きな支持を得ている。

Akumakonは、アイルランド国立大学ゴールウェイ校で開催されている、アニメや漫画、日本のポップカルチャーをテーマにしたイベント。内容はコスプレやゲーム大会、ゲストを招いての公演など様々で、2015年で5回目の開催を迎える。来場者は毎回増加の傾向にあり、今回は過去最多となる900名以上もの動員数を記録した。レセプションにはゴールウェイ市長やアイルランド国立大学ゴールウェイ校の学長が登場するなど、街をあげて盛り上げようと取り組まれている。

山本監督は、同イベントにゲストとして出演。サイン会には山本監督作品のグッズや書籍などを持参したファン約100名が訪れたほか、パネルディスカッションの質疑応答コーナーでは、国籍や性別を問わず様々な「フラクタル」ファンからの質問が飛び出した。「フラクタル」制作時のロケハン以来、約5年ぶりとなる山本監督の訪問は、現地ファンに暖かく迎え入れられた。

日本では、作品の舞台となった土地を巡る「聖地巡礼」がアニメファンの間で盛んに行われているが、実はアイルランドでも同様の傾向が見受けられる。現地のアニメファンも「フラクタル」のモデルとなったスポットを巡って写真撮影などしているのだ。また、その様子が地元新聞社に取り上げられ、現地で話題になっているという。アニメによるまちおこしは日本国内に限った話ではなく、海外においても十分に有効だといえそうだ。

また、Akumakonでは、山本監督の最新作「Wake Up, Girls!」のプロモーションも行なわれた。「Wake Up, Girls!」は、仙台を舞台にアイドルを目指す少女たちの活躍を描いたアニメシリーズ。プロモーションでは、日本特有の声優ライブが関心を集めたものの、現地で実施したアンケートではアイドルアニメの認知度はまだまだ低く、J-POPなどの日本音楽とともに、海外での認知度を高めていくことが今後の課題と見られている。

2015年に続編公開が決定したWake Up, Girls!

2015年に続編公開が決定した「Wake Up, Girls!」


© Green Leaves / Wake Up, Girls!2製作委員会

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